私たちが作るお米

モリノメグミが現在作っているのは、コシヒカリと古代米。
もちろん無農薬で除草剤や化学肥料も一切使いません。
私たちが作る「比叡山麓コシヒカリ」は、米の持つ本来のおいしさがあると自負できるものです。
それから、古代米というと雑穀米などのブームもあり少し知名度も上がってきましたが、
栄養価が高く、米のルーツでもある古代米を作ることは「食」を考える上でも大切なことですし、
農作業やイベントの昼食でも黒米入りおにぎりは「とってもおいしい」と大好評です。

でも、最初から現在の美味しいお米ができた訳ではありません。

モリノメグミがお米を作っているのは、滋賀県・仰木の里山たんぼ。
四季折々の表情をみせる山々に囲まれた、とても気持ちのいいところです。
そんな自然に恵まれた棚田で、農薬、除草剤、化学肥料をまったく使わない米作りに取り組んできました。

農薬、除草剤、化学肥料をまったく使わない米作りというのは、農薬や化学肥料を使った慣行農法に比べとても手がかかります。
私は専業ではなく、本業と掛け持ちのお米作りですので、当初、多くの農家の方から
『まともな作物が育つわけがない』
『絶対にそんなやりかたは無理だ』
『田畑に行く時間がないのに、農なんてできるわけない』

と、言われました。

しかし、コツコツとやっていくうち、次第に地域の方々や、兼業農家のお年寄りからも温かく見守っていただけるようになり、
3年目には農薬や化学肥料を使った慣行農法に負けない収穫が得られるようになりました。

慣行農法では、薬品で消毒された種を使うか、苗を購入します。
その苗は、人工的に保温されたビニールハウスで育てます。
田んぼでは、時期に応じて除草剤や農薬、化学肥料などを数回使用します。
また、夏の終わりの稲の穂がまだ青いうちから収穫し、出荷するところも多いようですね。

『自然の法則に従う』
『人の手をかける意味を見いだす』
『自身が望んだことは必ず実現する』
『食料を作ることは幸福につながる』


私は、なるべく自然の営みに寄り添う、自分なりの農スタイルを作り上げてきました。
そしてこの4つの信念を胸に抱きながら稲作や野菜作りを実践しています。